このウェブサイトを立ち上げるにあたり、我々のチームでおこなってきた過去の事業や研究などを軽く振り返りました。そこで、2013年、当時の助教であった小泉先生(現在は宇部高専)が作成してくれていた日体大大学院体育実践学コース・コーチング学系プログラムのプロモーションビデオが目にとまりました。
そのビデオは「明日はもっとやることがある。過去の成功に酔いしれいている者には失敗が待ち受けている。明日、もう一度トライしよう、もっとハードに。」というJohn Woodenの言葉から始まります。そして最後も同じくJohn Woodenの言葉で締めくくられていました。「他人よりも良くなろうとするな。他人から学び、自分がなれる最高の自分になろう。成功はその過程から得られる副産物だ。」今でもチームとしてこの精神を大切にしています。
改善を要する点も見つけたように思います。当時の大学院プログラムでは、アスリートセンタードコーチングを実践できるようになるため、「プランニング」「リーダーシップ」「リフレクション」の3つのキーコンピテンシーを設定していました。ただ、これらのスキルを向上させる教育活動ができていたかどうか、しっかりと振り返る必要があります。我々のプログラムコンテンツとプロセスの両方を評価し、より効果的な学びができるようなシステムを整えたいと思います。
このビデオは、ある意味プランニングしたことを書き残しておいたようなもので、今回、そのプランニングと実際に数年間の実践(リーダーシップ)をリフレクションすることができました。プランをすることで、実践を振り返って評価が可能になり、改善にむけた次の行動をとることができるということを体感する良い機会となりました。
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