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第1回サテライト・レクチャー「エリートコーチが知っておきたい女性アスリートのコーチング」を開催しました!
日本体育大学は令和2年度よりスポーツ庁の委託を受けて、ナショナルチームクラスで活躍できる女性コーチの育成を目指す「女性エリートコーチ育成プログラム」を展開しています。 コーチが効果的なコーチングを実践していくためには、コーチが他者と円滑にコミュニケーションを取るための「対他者の知識」、コーチとしての自分を磨き成長し続けるための「対自己の知識」、そしてスポーツ特有の技術やスポーツ医・科学などを含む「専門的知識」の3つの知識が必要だと言われていますが、「サテライト・レクチャー」では、コーチングに必要な専門的知識の獲得を目指していきます。 前年度までは、知識獲得機会として研修会を実施していましたが、令和3年度は対象コーチたちの学びを一層加速していくための取り組みとして、年度内4回の研修会に加えて、定期的にこのプログラムを実施していきます。 今回は2021年5月17日(月)に実施した、第1回目の内容について振り返っていきたいと思います。 【第1回概要】 ■ 日 時:5月17日(月)13:00〜14:30 ■ 講 師:須永 美歌子(すなが みかこ) 日
WECスタッフ
2021年5月18日読了時間: 3分


最終日「諸外国の事例から学ぶ女性コーチのキャリア形成」を学ぶ海外研修代替イベントを開催しました
日本体育大学はスポーツ庁の委託を受けて、ナショナルチームクラスで活躍を目指す女性コーチを対象に、ハイパフォーマンス領域で強みとなるコーチングスキルの向上を目指して「女性エリートコーチ育成プログラム」を提供しています。ナショナルチームクラスのコーチは国際的な場で活躍することが求められるため、本プログラム受講者を対象に、諸外国で女性コーチ普及活動の最前線で活躍する人物や女性エリートコーチのロールモデルとなる人物に出会う機会をつくり、国際的なネットワークづくりと国際人としての意識を醸成することを目指して、海外研修を行っています。 今回はコロナウイルスの影響で海外渡航が厳しかったため、海外研修の代替として、国際座談会をオンラインで実施。本プログラム最終日となるこの日は、本プログラム対象コーチとオーストラリア体操協会「NextGEN Program」に参加する女性コーチたちとの交流を目的に、以下の概要で実施されました ■日時:3月2日(火) 9:30~11:30 ■講師:ミッシェル・デ・ハイデン氏(オーストラリア) オーストラリア体操協会 ■最終日アジェ
WECスタッフ
2021年3月3日読了時間: 6分


海外研修代替イベント1日目〜3日目振り返り
女性コーチの少なさの理由の一つとして、ロールモデルの少なさが挙げられています。コーチに限らず、リーダーシップを発揮する立場に女性が少ないことが、次の世代が自分のキャリアの選択肢としてリーダーシップを発揮する立場を思い描けないことの原因になっているとされています。最近では日本でもいくつかのスポーツでは女性コーチが少しずつ増えてきている印象はありますが、やはり男性に比べると圧倒的に少ない現状があります。 しかし、海外に目を向けると、少ないながらも様々な困難に立ち向かい、エリートコーチとしてのキャリアを力強く歩んでいる例を見つけることができます。文化の違いはあれど、このようなロールモデルに直接触れ、そこから自分のキャリアの在り方に関するアイデアを得ることは、私たちが展開する女性エリートコーチ育成プログラムにおいても重要なことと位置づけていました。しかし、新型コロナウイルス感染症パンデミックにより、海外へ渡って直接ロールモデルとなる人たちと対面することは諦めざるを得ませんでした。そこで、急遽オンラインでの国際座談会開催に切り替え、直接対面式では困難であ

伊藤雅充
2021年2月19日読了時間: 6分


3日目「諸外国の事例から学ぶ女性コーチのキャリア形成」を学ぶ海外研修代替イベントを開催しました
日本体育大学はスポーツ庁の委託を受けて、ナショナルチームクラスで活躍を目指す女性コーチを対象に、ハイパフォーマンス領域で強みとなるコーチングスキルの向上を目指して「女性エリートコーチ育成プログラム」を提供しています。ナショナルチームクラスのコーチは国際的な場で活躍することが求められるため、本プログラム受講者を対象に、諸外国で女性コーチ普及活動の最前線で活躍する人物や女性エリートコーチのロールモデルとなる人物に出会う機会をつくり、国際的なネットワークづくりと国際人としての意識を醸成することを目指して、海外研修を行っています。 今回はコロナウイルスの影響で海外渡航が厳しかったため、海外研修の代替として、国際座談会をオンラインで実施。3日目は以下の講師をお招きして実施しました。 ■日時:2月18日(木) 10:00~11:30 ■講師: ナディーン・デュビナ(アメリカ)アメリカオリンピック・パラリンピック委員会、コーチ育成マネージャー 伊奈恭子氏(アメリカ)フィギュアスケートコーチ、元オリンピアン、世界大会銅メダリスト ■3日目アジェンダ 1. デュ
WECスタッフ
2021年2月18日読了時間: 6分


2日目「諸外国の事例から学ぶ女性コーチのキャリア形成」を学ぶ海外研修代替イベントを開催しました
日本体育大学はスポーツ庁の委託を受けて、ナショナルチームクラスで活躍を目指す女性コーチを対象に、ハイパフォーマンス領域で強みとなるコーチングスキルの向上を目指して「女性エリートコーチ育成プログラム」を提供しています。ナショナルチームクラスのコーチは国際的な場で活躍することが求められるため、本プログラム受講者を対象に、諸外国で女性コーチ普及活動の最前線で活躍する人物や女性エリートコーチのロールモデルとなる人物に出会う機会をつくり、国際的なネットワークづくりと国際人としての意識を醸成することを目指して、海外研修を行っています。 今回はコロナウイルスの影響で海外渡航が厳しかったため、海外研修の代替として、国際座談会をオンラインで実施。2月16日の1日目に続き、2日目は以下の講師をお招きして実施しました。 ■日時: 2月17日(水)10:00~11:30 ■講師 ダイアン・カルヴァー(カナダ)氏 オタワ大学 准教授 ペニー・ワースナー(カナダ)氏 カルガリー大学体育学部学部長、元陸上競技オリンピアン クリスティン・ビグス氏 カルガリー大学女子バレーボー
WECスタッフ
2021年2月17日読了時間: 6分


諸外国の事例から女性コーチのキャリア形成を考える!海外研修代替イベントの第1回目がスタートしました
日本体育大学はスポーツ庁の委託を受けて、ナショナルチームクラスで活躍を目指す女性コーチを対象に、ハイパフォーマンス領域で強みとなるコーチングスキルの向上を目指して「女性エリートコーチ育成プログラム」を提供しています。ナショナルチームクラスのコーチは国際的な場で活躍することが求められるため、本プログラム受講者を対象に、諸外国で女性コーチ普及活動の最前線で活躍する人物や女性エリートコーチのロールモデルとなる人物に出会う機会をつくり、国際的なネットワークづくりと国際人としての意識を醸成することを目指して、海外研修を行いました。 今回はコロナウイルスの影響で海外渡航が厳しかったため、海外研修の代替として、国際座談会を以下概要でオンラインにて実施しました。 ■日時: 2021年2月16.~18日、3月2日の4日間 ■全体日程を通してのテーマ: 各日程でさまざまなコーチにより紹介されるグローバルムーブメント・グローバルトレンドを通じて、諸外国の事例から学ぶ女性コーチのキャリア形成について考えます。 ■講師: 1日目 2月16日(火)10:00~11:30
WECスタッフ
2021年2月16日読了時間: 6分


【翻訳】性差別発言に対するIWG、WSI、IAPESGWの声明
この記事は2021年2月11日に掲載された英文記事を翻訳したものです。原文は以下のリンクからご参照ください。 https://iwgwomenandsport.org/statement-iwg-wsi-iapesgw-respond-to-sexist-comments/ 世界の女性スポーツ擁護団体が東京2020組織委員会会長・森喜朗氏の性差別的発言に関して =========================================== 合同声明(2021年2月11日) 女性とスポーツに関する国際ワーキンググループ(IWG) ウィメンスポーツ・インターナショナル(WSI) 国際女性体育スポーツ協会(IAPESGW) =========================================== 女性とスポーツに関する国際ワーキンググループ(IWG)、ウィメンスポーツ・インターナショナル(WSI)、国際女子体育スポーツ協会(IAPESGW)は、東京2020組織委員会(TOCOG)会長の森喜朗氏による、スポーツのリーダーシップにお

伊藤雅充
2021年2月11日読了時間: 3分


【イベントレポート】「女性エリートコーチ育成プログラム」国際ショーケースカンファレンスを実施しました
2021年2月6日、スポーツ庁委託事業 女性アスリートの育成・支援プロジェクト「女性エリートコーチ育成プログラム」事業を主催する日本体育大学が、 Creating a Supportive Environment for Female Coachesをテーマに、 海外のパネラーも参加する国際カンファレンスを、オンライン(ZOOM)で実施し、147名の方々にご参加いただきました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【プログラム概要】 日本体育大学 教授 コーチングエクセレンスセンター長 伊藤 雅充氏より 開会の挨拶と、女性エリートコーチ育成プログラムの概要ご説明 第 1 部 「これからの女性コーチ普及と活躍を支援する環境のあり方について」 パネリスト 1. ポーリーン・ハリソン氏(ICCE Women in Coaching プロジェクトリーダー) 2. ヘレン・ウィルソン氏(NZ 北部ミスティクス・ネットボールチーム監督) 3. ケイティ・サドラー氏(ワールドラグビー Women’s Rug
WECスタッフ
2021年2月8日読了時間: 4分


第4回研修会を開催しました
本学が今年度からスポーツ庁から受託した「女性アスリートの育成・支援プロジェクト『女性エリートコーチ育成プログラム』」の第4回研修会が、2020年2月1日〜2月5日に行われました。 第4回研修会は、以下のゴールを目指して実施しました。 【第4回研修会の全体ゴール】 本研修から新たに参加したメンバー(藤岡さん)への理解を深め、心理的な安全を感じられている 自身が抱える課題(提供した話題)の解決に向けて、いくつかのオプションを持てている エリートコーチが身につけるべき資質能力を6つの職務および各職務を構成する要素から整理し、各要素に対する2年間のプログラム終了時点の到達目標が明確になっている Tell, sell, ask, delegateの4つのアプローチの違いを理解し、自身が得意な方法、今後意識的に伸ばしていくべきアプローチを特定できている クローズドクエスチョンとオープンクエスチョンの違い、さらにはオープンクエスチョンの上位、下位の質問を理解し、自分が多用している内容(癖)に気付くとともに、今後練習すべき内容が明確になっている...
WECスタッフ
2021年2月8日読了時間: 9分


第3回研修会「Project Own Podium~表彰台を勝ち取れ!」をテーマに開催しました
本学が今年度からスポーツ庁から受託した「女性アスリートの育成・支援プロジェクト『女性エリートコーチ育成プログラム』」の第3回研修会が、2020年12月14日〜12月18日に行われました。 第3回研修会は「 Project Own Podium~表彰台を勝ち取れ! 」をテーマとし、2回目のメンバーで引き続き、 以下のゴールを目指して実施しました。 【第3回研修会の全体ゴール】 CoPを通じて、自身が抱える課題解決に向けたいくつかのオプションを持てている 本プログラムのコミュニティを活用した課題解決方法(ケースクリニック)を理解している アスリートの強化計画に盛り込むべき要素と各要素を考えていくチェックポイントが整理されている 自身の持つ強化計画をより良いものにしていくため自身が学びとっていくべき要素が明らかになっている 自身の競技のパフォーマンス要素を分析する観点を整理できている 効果的な練習メニューを考えていくためのチェックポイントが整理されている 自分たちで作成したチェックリストに基づいて、実際に練習メニューを評価することができる...
WECスタッフ
2020年12月21日読了時間: 8分


第2回研修会「コーチングの下ごしらえ」をテーマに開催しました
本学が今年度からスポーツ庁から受託した「女性アスリートの育成・支援プロジェクト『女性エリートコーチ育成プログラム』」の第2回研修会が、2020年10月19日~10月23日に行われました。 第2回研修会は「コーチングの下ごしらえ」 をテーマとし、1回目のメンバーで引き続き、 以下のゴールを目指して実施しました。 【第2回研修会の全体ゴール】 実践コミュニティ(以下CoP)を通じた課題解決方法(ケースクリニック)を理解し、解決に向けたいくつかのオプションをもてるようになる 安全で安心な環境を整備するため、考慮すべき内容と具体的な対処方法について整理できている コーチング環境充実に向け、協力を取り付けるべきステークホルダーを整理できている 自身のコーチング現場が持つ前提認識を理解している 良好なコーチ・アスリート関係を判断する3Cs +1の概念に理解を深め、4つの要素を促進or阻害するコーチの言動について整理できている 良好なコーチ・アスリート関係を築いていくためのコミュニケーションスキルについて、自身の強みと弱みを整理し、課題が明確になっている..
WECスタッフ
2020年10月24日読了時間: 7分


2020女性エリートコーチ育成プログラムが本格的にスタート
日本体育大学の伊藤雅充です。本学が今年度から2年間の予定でスポーツ庁から受託した女性アスリートの育成・支援プロジェクト女性エリートコーチ育成プログラムの実施責任者を仰せつかっています。事業としてのブログを開始するにあたり、まずは私からご挨拶を兼ねて投稿させていただきます。 本プログラムには、多くの応募者の中から選抜された12名の女性コーチが参加しています。応募してくださった女性コーチの皆さん、全ての方が素晴らしい経歴や熱い思いを持っていらっしゃり、全員合格にしたいという話が選考委員会の中でも出てきました。しかし、予算上の都合から12名に絞らざるを得ず、選考委員会でも断腸の思いで選抜をさせていただいたという経緯がありました。 そして2020年8月31日から9月4日の平日5日間で行われた最初のオンライン研修会を終え、将来日本のスポーツ界に大きな変化をもたらす女性コーチの方々にお集まりいただいたという考えが一層強まりました。男性コーチが多い通常のコーチ育成プログラムとは違った空気感がそこにはあったことも興味深いところです。その辺りについても別の機会

伊藤雅充
2020年9月7日読了時間: 5分


「女性コーチ実践コミュニティー」セミナー
2020年3月18日(水)18:00〜20:30に、日本体育大学コーチングエクセレンスセンター主催女性コーチ限定の「コーチ同士で学び合う女性コーチのコミュニティー・オブ・プラクティス」オンラインセミナーを開催しました。今回はその内容を報告します。 セミナーには8名の女性コーチが日体大外部から参加してくださり、日体大スタッフ4名が加わって、全12名で展開しました。参加者同士の相互作用をできるだけ多くしたいので、このくらいの人数で展開できるのが少なすぎず、多すぎずで良い感じがしています。 セミナーの流れは以下の通りで計画していました。 導入(CCE紹介と本セミナーの概要) 課題の共有 ケース・クリニックの準備 ケース・クリニック 課題解決の実現化 振り返り まとめ 実際には、その場の状況で少し合体させたりしながら即興で最後まで進めたところもありました。 最初の課題共有で挙げられたのは、 技術の伝え方 選手との信頼関係、コミュニケーション 選手の意思を尊重する範囲と方法 コーチ同士の関係性 指導者としての自信 .

伊藤雅充
2020年3月26日読了時間: 4分


「女性コーチとしての道」セミナー
2020年3月16日18:00〜19:30に日本体育大学コーチングエクセレンスセンター主催のオンラインセミナー「女性コーチとしての道」を開催しました。今回のブログではその様子を報告します。 まず、なぜこのようなセミナーを開催するに至ったかという理由から説明します。2016年にブラジル・リオデジャネイロで行われたオリンピックに日本から338名の選手が派遣されました。その男女比は174:164でほぼ同数でした。しかし、派遣された監督・コーチに占める女性の割合は14%であったと報告されています。日本スポーツ協会の公認スポーツ指導者資格保有者のうち女性は29.7%(日本体育協会、2013)であり、これも低い水準です。さまざまな原因が考えられるでしょうが、女性がコーチという道を選択しにくい状況を社会が作り出しているとすれば、それは何とか改善をしていく必要があると考えています。アスリートの立場からすれば、選択肢は多い方がよいでしょうし、多様性が増してくることで、スポーツ界にさまざまなイノベーションが起こりやすくなってくることも期待できます。...

伊藤雅充
2020年3月21日読了時間: 5分
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