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第6回「コーチング環境を整える」




人間は環境と関わりながら様々なことを学んでいる

 コーチング学第6回授業を始めましょう。今日のテーマは「コーチング環境を整える」です。皆さんがアスリートとして取り組んでいる(いた)場面を思い浮かべてください。皆さんはどのような環境の中でスポーツを実施しています(いました)か。人間にとって、周りの環境がどのようなものであるかは、人生そのものに大きな影響を与えます。このことは既に何度も述べてきました。私たちが何気なく生活してきた環境が私たちの考え方やものの見方、行動様式などに大きな影響を与えています。スポーツパフォーマンスも例外ではありません。雪の降らない地域では、スキーを行うために多くの労力を使わなくてはなりませんが、雪国では日常生活の中にスキーの「滑る」という動作が入っていることもあります。幼少期に「滑る」感覚を身につけていないと、大人になってゼロからスキーを始めて上手くなっていこうとするとなかなかの困難が伴います。生まれ育った都市のサイズや、生まれた月によって、スポーツパフォーマンスに影響があるという研究報告もあります(この点については第12回ユーススポーツで触れます)。

 スポーツパフォーマンスに環境が大きな影響を与えることが分かってきたところで、皆さん自身の過去を振り返って、皆さんが今有しているスポーツのスキルや、価値観がどのように身についてきたかを考えてみましょう。もしも、別の家庭に生まれていたとしたら、もし兄弟構成が異なっていたとしたら、生まれたところが別の国であったら、もし・・・だったら・・・。これらは全て、皆さんが育ってきた環境が異なっていたら・・・という仮定の問いですが、考えれば考えるほど、皆さんがどのような人になっていくかに様々な環境の要因が影響を与えていることが分かると思います。おそらくは、何か一つの要因だけが関わっているということはなく、皆さんを取り巻く全ての環境要因が複雑に絡み合って、皆さんの今を作り出していることに気付くでしょう。

​ 皆さんのスポーツ経験やスポーツパフォーマンスの発達に影響を与えた環境の要因について考えてみましたが、今度は視点を変えて、コーチの目線からアスリートを取り巻く環境について考えてみることにします。アスリートが有能さを向上させていくために、コーチはどのような環境を整えていくことが求められるのでしょうか。

 例えば、アスリートにとってみれば、コーチ自身も環境の一部です。自分がどのような能力を備えていれば、アスリートの目標達成を支援することができるのかを考えてみる必要があります。もちろん、コーチがコントロールできる環境要因ばかりではなく、直接的にコントロールできないものも多々あります。むしろ、直接コントロールできないもののほうが多いと思われます。しかし、自分がコントロールできるものを変化させていくことで、直接コントロールできないものに対して影響を与えることはできる場合が少なくありません。ものごとは、どこかしこでお互いに影響し合っているため、何かが変化すれば、巡り巡って、直接コントロールできなかったものが良い方向へと向かっていくということは十分にあり得ます。もちろんその逆もあり、自分にとってはマイナスの方向に変化していってしまうこともあるでしょう。このような考え方(様々なものがお互いに影響し合っている)を「システム思考(Systems Thinking)」と呼び、現在の複雑で動的な社会を理解するのに必要な考え方とされています。

 皆さんがコーチとして、あるいは上司として、親として、だれかの学びを促そうとしているのであれば、環境条件を整えていくことがとても重要です。ブロンフェンブレナーが提唱した生態学的システム理論(Ecological System Theory)では、人間の発達を「人が環境を受け止める受け止め方や環境に対処する仕方の継続的な変化である」と表現しています。私たちの発達は環境との相互作用を無視して考えることはできないのです。このあと、環境をいくつかの側面から考えてみたいと思いますが、皆さんも、このテキストで書かれていることを鵜呑みにするのではなく、もっとこのような側面もあるのではないかといった意見を出してください。


さまざまなコーチング環境の要素

1) 物的環境 

 「コーチング環境を整える」と聞いたとき、多くの人が最初に思い浮かべるのは体育館、グラウンド、プール、スタジアム、室内練習場、練習器具、トレーニングセンター、信号が少ないロード(自転車競技など)、音響設備、部室、ミーティングルームといった施設や設備、用具に関する環境の整備ではないでしょうか。コーチ個人で施設を建設することはかなり難しいと思います。自分たちのスポーツ活動に適した会場を探し、予約するといった行為も物的環境の整備に含まれます。

 特に安全で安心なスポーツ活動を実現させるには、施設・設備・用具が、それぞれのニーズに合致したものである必要があります。練習会場の床や地面のコンディションが怪我を誘発するような状態になっていないかをチェックすることも物的環境を整えることに含まれます。例えば、雨漏りによって床が濡れている体育館で運動をすることは非常に危険ですので、実際に練習が始まる前に、コーチは会場を見回って適切な物的環境が整えられているのかをチェックしておかなくてはなりません。体育館床の板に剥離がないかどうかを調べることも重要です。バレーボールの練習中、フライングレシーブをしたプレーヤーの胸に剥離した板片が刺さるという大けがをしたというニュースも時折耳にします。グラウンドであれば、ぬかるみや滑りやすさのチェック、危険なガラス片や石などが落ちていないかも調べておかなくてはなりません。練習で使う様々な用具をどこにおくことが安全なのかも考えなくてはなりません。勢い余って激突する可能性もありますし、実際にプレーで使うエリアの外側に十分なスペースが確保されているかどうかも要チェックです。また、アスリートの服装や髪型などが運動に適しているかも重要な要素となります。

 もし、練習中に事故が起こったとき、どのような物的環境が整備されていると適切な対応ができるでしょうか。その場に救急箱や冷却用の氷があること、AEDの場所を把握しておくこと、近くの病院の場所が把握しておくこと、近くの病院の電話番号など緊急連絡先がすぐに確認できるところに用意してあるかなども、安全で安心なスポーツ環境整備には欠かせない要素です。

 もちろん、競技力向上の観点から考えた物的環境の整備も考えてみる必要があります。例えば、ビデオカメラや、自分たちのプレーを確認するためのテレビモニターや遅延再生装置、様々な練習補助用具、フィットネストレーニングに用いるウェイトや各種ツールなどがあります。チームの一体感を醸成するためのチーム用練習着やユニフォームを用意することも物的な環境整備に含まれます。誰もが見ることができるタイマーや、ラップタイムを測定するストップウォッチ、マネジメントに必須のホイッスルなどもこの中に入るでしょう。

 スポーツによって、求められる物的環境は大きく異なるので、皆さんそれぞれが自分のスポーツに関係する物的環境の要素を考えてみてください。

2) 人的環境

 コーチングは基本的に複数の人が関わることを考えれば、人的な環境整備も重要なテーマになってきます。どのような人と一緒にコーチングをするのか、どのようなアスリートをリクルートするのか、アスリートの保護者や家族らとの距離感はどうするのか、保護者会を作るべきか、同窓会は作るべきか、同窓会と作ったとしてチームとの関係性はどう設定するのかなど、実にさまざまなことが考えられます。もちろん、自分の家族もコーチングの重要な人的環境の要素として考えなくてはなりません。

 先述したように、コーチ自身もアスリートからみれば競技力向上に関わる人的環境の一部です。コーチがどのような雰囲気を作り出しているのか、コーチがどのような人なのか、どのような声かけをするのか、どのような非言語メッセージを送っているのか、どのような知識やスキルを有しているのかなどがコーチに依存する人的環境の質に関わってきます。コーチが自分のコーチングスキルを向上させ続けることが重要だということの理由はここにもあります。自分がより優れたスキルを有するコーチになっていくことができれば、目の前のアスリートのメリットになるのですから、コーチが学び続けるというのは当然のことでもあるのです。

 指導対象者が未成年の場合には特に、保護者とのコミュニケーションが欠かせません。コーチによっては、保護者が関わることを嫌がる人もいますが、コーチが嫌かどうかは関係なく、保護者との連携は必ず行わなくてはなりません。モンスターペアレントと言われるような保護者もいるかもしれませんが、ジュニアスポーツのコーチングを行うのであれば、どのような保護者とも円滑なコミュニケーションを取っていく努力を怠ってはなりません。保護者ミーティングを定期的に行うことも一つです。年度初めにはチームの方針について保護者との共通認識を醸成しておくことは、その後のトラブル防止に役立ちます。アスリートはコーチの所有物ではありません。もちろん保護者の所有物でもなく、そのアスリート個人の意思が尊重されなくてはなりませんが、未成年の場合には、法的にも保護者が担う責任や義務、そして子どもに対する愛情はコーチのそれよりも大きなものです。アスリートセンタードなコーチングを実践していくためにも、アスリートをサポートする立場にある保護者をアスリートの最大の支援者として認識し、場合によってはアスリートペアレンツ(アスリートとしての活動を最大限に支援する保護者)としての学びをも支援することがコーチには求められます。

 学生アスリートを指導するのであれば、大学の教職員やアスリートの友人たち、大学の地元の方々とのコミュニケーションも重要です。企業やプロスポーツであれば、ファンとの関係構築やスポンサーとの良好な関係構築も重要な人的環境の構築に含まれます。もちろん対戦相手との関係性も重要です。対戦相手をリスペクトすることで、コーチ同士で強化に関する情報交換ができたり、練習試合を組んで切磋琢磨し合うことができるでしょう。

 コーチ自身の家族やパートナーとの良好な関係性を構築することもコーチングに影響してきます。家庭を顧みず、競技力向上にのみ没頭する指導者もいることでしょう。人生をどのように生きていくことが幸せなのかは、それぞれ個人によって異なりますが、そのコーチ個人が良かったとしても、コーチの子どもはもっと遊びたい、一緒に過ごしたいと思っているかもしれません。バランスのとれた活動を行うことが重要であり、自分の好きなことをやる、自分が有能感を感じるために、一番身近にいる、自分自身の一番のサポーターである家族の幸福を犠牲にするなどということのないように心がけましょう。

 いくつかの重要な人的環境の要素について触れてきましたが、他にも大切なステークホルダー(利害関係者、関わる人や組織)はたくさんあります。できれば皆さんも、自分の人生にどのような人たちが関わっているのかを書き出してみてください。白紙の真ん中に「自分」や「アスリート」を書き、そこからマインドマップとして関わっている人を芋づる式に書いていってみましょう。時間をかければかけるほど、どんどんマインドマップが広がっていき、関係している人や組織の多さに驚くことでしょう。全員を幸せにすることはなかなか難しいと思いますが、より多くのステークホルダーが幸福になるようなコーチングを実践していきましょう。

3) 経済的環境

 経済的環境も重要な要素となるでしょう。新型コロナウィルス感染拡大の影響でさまざまな企業が倒産に追い込まれるという、世界経済が未曾有の経験をしており、先行き不透明なところもあります。同時にこの社会情勢の中で利益を上げている企業も数多くあります。このような一見スポーツとは直接関係なさそうなことでも、スポーツが社会の中に組み込まれて実践されている以上、何らかの影響を受けることになります。多くのコーチが実践の場を失い、コーチとしての活動を断念せざるを得ない状況になっている場合もあるでしょう。あるいは、アスリートが経済的に競技継続が難しくなり、競技から撤退するという選択肢を選んだ人もいるでしょう。これまでに挙げてきた、ヒト・モノ・カネについては、どのような領域で活動していたとしても、必ず考えなくてはならない環境要素になるでしょう。

4) 知的環境

 知的環境も整備していく必要があります。コーチングはアスリートの学びの支援であるとも言えますが、その営みを行っているときに、コーチも新しい経験を積み重ね、コーチも学びを深めています。コーチがしっかりと自らの知識やスキルを向上させていけるような知的環境を整えることができれば、コーチとしての成長もよりスムーズになり、その結果、よりよいコーチングをアスリートが享受できることになります。知的環境としては日本スポーツ協会の公認スポーツ指導者制度であったり、場合によっては日本体育大学大学院コーチング学専攻に入学し、修士や博士レベルでの学びを進めたりも考えられます。それ以外にもセミナーに参加したり、書籍から学んだりすることもできます。メンタリングを受けることによって、自らを見つめ直すということも考えられます。コーチ同士のコーチング実践コミュニティーを形成することで、コーチ同士で学び合う環境整備ができるかもしれません。

 第5回授業で扱ったコーチの基本的な機能を思い出してください。6つのうち、最後に説明されていたのが、「学習と内省」でした。コーチングは混沌の中で行われる構造化された即興です。自分が選択した方法が本当に正しかったのかどうかを確かめることは困難を極めます。コーチとして行うべきことは、今この瞬間にやれることを精一杯行い、自分のベストを発揮することと、その結果を踏まえて、次の実践をよりよい(ベター)ものにしていくプロセスを繰り返していくことです。常に自分の実践から学び、次の実践をよりよくしていくことが必要なのです。そのプロセスをよりよいものにしていくために、皆さんはどのような知的環境を自分に用意しますか。上述のように、資格を取得する、セミナーなどに参加するといった方法もあるでしょう。それ以外にも、自分が構築した人的環境を駆使して、自分になかった視点を他者から提供してもらうということも可能です。アスリートが競技力向上に向けて常に学習をしているのと同じく、コーチも自分のコーチングスキルを高め続けられるような環境を整えるようにしましょう。

​ コーチの学習については第13回授業でも扱いますので、楽しみにしていてください。

5) 文化的環境

 文化的環境は非常に厄介なものです。味方に付けられれば、自分のさまざまな考えを後押ししてくれることになるでしょう。文化とは、そのコミュニティーに根付いている、もしかするとそのコミュニティーを構成している人でさえも気づいていないかもしれない、集団が持つ思考や行動パターンを司る前提認識のことを言っていると、ここでは定義しておきましょう。そもそも、その組織あるいはチームがどのような文化を有しているのかを適切に読み取ること自体が、非常に難しいといえます。あなたが中学校教諭をしており、新しい学校に赴任したとしましょう。自分が専門とする種目の部活動をやっと指導できると意気揚々としてその学校に行きました。自分が思っている通りにやってやろうとしていると、大きなしっぺ返しに合うかもしれません。その学校が持つ文化、その地域の文化といった、さまざまな文化的要素を無視してしまっては、競技に関する豊富な知識を持っていたとしても、コーチングをうまくやっていくことは難しいでしょう。そこにある文化をしっかりと読み取り、自分の価値観と照らし合わせながら、相乗効果としてどのような「新しい文化」を共創していくのかが重要な観点になります。

6) システム環境

 システム環境もコーチングにおいて欠かすことができない要素です。システム環境をいろいろ挙げてみると、法システム、政治システム、行政システム、経済システム、金融システム、交通システム、教育システム、スポーツシステム、コーチ育成システム、アスリート育成システムと、たくさんのものが考えられます。私たちは社会の中で、何らかのシステムの中に組み込まれて生活をしています。競技スポーツをやっている場合には、その競技団体が持つアスリート育成システムを自然に採用することになるでしょう。コーチのライセンスシステムなども、私たちに大きな影響を与えるシステムの一つだと言えます。たとえばサッカー協会が持つコーチ資格システムを全く無視して日本体育大学がコーチ育成をしたとしたら、そこで育ったコーチはサッカー協会のシステムの中ではすぐに活動できないことになってしまいます。もちろんそのシステムをより良くしていくことを考えていかなくてはなりませんが、そのシステムの中に入って活動をしているかぎり、まずはそのシステムを理解し、そのシステムを上手く活用したサブシステムを自分達のチームの中でも作っていく必要があるのです。最初にもたくさんのシステムを挙げましたが、それぞれのシステムがお互いに動的に複雑に関係し合っているのが現代社会であり、コーチングを学ぶみなさんが将来、絶対解のない動的かつ複雑な社会でしっかりとした生き方ができるような力を磨けるような学習環境を提供したいと我々コーチング学担当の教員も奮闘しています。


安全な環境整備

 スポーツコーチングに関わる環境要因には物理的なもの以外にたくさん考えられることを学びました。よりよい環境整備に向けてさまざまな側面からアプローチすることがコーチには求められるのですが、スポーツにおいてもっとも重要な環境整備はアスリートを初めとしたそのスポーツ活動に関わる人達の「安全」の確保でしょう。安全なスポーツ環境の構築については非常に重要な領域ではありますが、日本体育大学ではスポーツ医学系の授業も多く用意されているので、専門的なことについてはそちらに譲るとして、コーチング学では関連する有益な情報を提供するに留めておきます。


救急ハンドブック


 このハンドブックでは、「スポーツ現場では滅多に起こりえない重傷事故から、日常のグラウンドや体育館、または山や海でのキャンプなどでよく起こる軽微な怪我や病気、体調不良についてまで幅広く取り上げ」られています。

 また、スポーツ安全協会は「スポーツ安全保険」も提供しており、みなさんの活動を守ってくれる重要な団体ですので、一度ウェブページも確認してみてください。スポーツ安全保険について説明している2分弱の映像をリンクしておきますので、こちらも確認をしておいてください。



熱中症対策

 毎年、ゴールデンウィークから秋口にかけて、スポーツ実施中に熱中症で病院に搬送されたというニュースをよく耳にします。熱中症は気温や湿度などをしっかりとモニタリングし、運動の内容を調整したり、適切な水分補給をしたり、休養をとることで予防することができます。それでも熱中症に陥ってしまうことは可能性としてゼロではありません。もしそのような場に出くわした場合には、適切な処置が迅速に行えるように事前に学んでおきましょう。

この点についてスポーツ庁が「熱中症を予防しよう ―知って防ごう熱中症−」というビデオを作って公開しているので、そちらを確認してみましょう(下の動画参照)。

 また、文字や図を使って分かりやすくまとめてくれているので、「知っておきたいスポーツ時の熱中症対策(https://sports.go.jp/tag/school/post-24.html)」も必ずチェックしておきましょう(事後課題で学習したかどうかを確かめます)。



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