教わりたいコーチと教わりたくないコーチ像
- 伊藤雅充

- 2025年12月15日
- 読了時間: 2分
日本スポーツ協会のスポーツコーチングリーダー(SCL、共通科目Ⅰ)講習会の講師をすることが年に何度かあります。1日の対面講習(事前・事後学習があるため、講習自体が1日で終わるわけではありません)の中で、受講者がたくさん自分の意見を語り、他の受講者の声に耳を傾け、手を動かし、体を動かし、頭を働かせます。そこに講師である私も加わり、楽しく講習を進めています。
この講習の後半部分で、これまでの学びをもとにグループで「教わりたいグッドコーチ像と教わりたくないコーチ像」を見える化してもらっています。基本、お絵描きするのですが、大人になってからの真剣なお絵描き、なかなかの見ものです。
そして先日、とても興味深い絵を描いてくださったグループがありましたので、それを紹介させて頂こうと思います。

どちらがどっちか判別つくでしょうか。特に文字がないので想像するしかありませんね。
左側が「教わりたいコーチ」、右側が「教わりたくないコーチ」です。
左側の「教わりたいコーチ」では中央にある植物がアスリートとのこと。コーチは土や水、太陽のような、アスリートが自分の花を咲かせるために必要な環境条件になること、というイメージを絵にしたようです。
右側の「教わりたくないコーチ」について、どのような意味をこの絵で代表させたのか、想像してみてください。
いろいろな色、形のものがアスリート、真ん中の黒い四角がコーチだそうです。コーチの下の小さな黒い四角…これ、アスリートだそうです。様々な個性を持っていたはずのアスリートが、そのコーチに指導されたことにより、コーチのミニチュアとなってしまうことを表しているそうです。ミニミー(mini me = 小さな私)を作ろうとするコーチには教わりたくない…というメッセージ。深い!
アクティブラーニングによるコーチ教育/育成セッションでは、このような、講師も予想していなかったアイデアにたくさん出会えます。受講者も講師も共に学ぶ、そんな場で、毎回が新鮮で、エキサイティングです。
日体大世田谷キャンパス、横浜・健志台キャンパス、両方でSCL講習会をやっていますので、ぜひ、受講してみてください! 既に資格をお持ちの方も楽しい時間になることと思います。



