第1回研修会 3日目レポート
- WECスタッフ
- 2022年9月30日
- 読了時間: 3分
Day3 プログラムスケジュールコミュニケーション戦略(アスリートへの異なるアプローチの仕方)
マイクロコーチング
成長計画の立案
Day3 ゴールTell, Sell, Ask, Delegateの4つのアプローチの違いを理解し、自身が得意な方法、今後意識的に伸ばしていくべきアプローチを特定できている
成長計画が策定され、自己成長に向けた次の一歩が明確になっている
① コミュニケーション戦略(アスリートへの異なるアプローチの仕方)以下2つのアクティビティを行い、コミュニケーションスキル向上のトレーニングを行いました。
傾聴アクティビティ
質問アクティビティ
傾聴アクティビティでは、語り手の話に対して「共感」する姿勢と「否定」する姿勢の両方で聞くことを行なってもらいました。その様子を観察し、双方の違いや、実際に話しを聞いてもらっていた側の感想を共有し、傾聴する際に必要なスキルをまとめていきました。
質問アクティビティは、「はい」「いいえ」で答えられる質問(クローズドクエスチョン)と、答えられない質問(オープンクエスチョン)を使って、相手がイメージしている動物を当てるというゲームを行いました。自身が得意な質問や、不得意な質問がわかり、自身の長所と課題を発見することが目的です。

② マイクロコーチングTell、Sell、Ask、Delegateの4つのアプローチ全てを使ってのコーチング実践です。選手役、コーチ役、観察者、記録係に分かれて、コーチングを観察します。その後、グループで以下の手順に従い、コーチングに対してのプロフェッショナルディスカッションでコーチングについての振り返りを実施しました。
目標確認
実際起こったことの確認
他の方法の検討
アクションプラン設定
このセッションでは、4つのアプローチがどのような状況に適しているのかを議論することと、自身がどのアプローチを得意、不得意としているかを探っていきました。またプロフェッショナルディスカッションでは、ファシリテーターとしてのスキルに対しても振り返りを行い、ファシリテーターとしてのトレーニングも行いました。
③ 成長計画の立案研修会最後のセッションは、自身の成長計画の立案を実施しました。
本プログラムを通じて、2年後どのようなコーチになりたいのか?というテーマをもとに、中期、長期の目標設定と、中長期のスケジュールを整理しました。計画立案はSMARTという視点を意識して行いました。
Specific:具体的か
Measurable:評価可能か
Achievable:行動思考か
Relevant:現実的か
Time-bound:期限は適切か
2年後のプログラム終了時点でなりたい自分を目指し、計画を明確にして、明日からの一歩を仲間と共有して研修会は終了しました。
Day3 振り返り振り返りでは、自身の質問の癖に気づいたという意見が多くなりました。傾聴アクティビティで行った、クローズドクエスチョンとオープンクエスチョンを意図的に使い分ける練習をしたことで、自身が普段行なっているコーチングの傾向と課題を明確にできました。他者のコーチングを観察することや、自身がコーチングを受ける側になることで、様々な視点からコーチングを観察し、自身のコーチングへの生かしていけるきっかけとなりました。





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