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RE: S&Cコーチがアスリートのリーダーシップ能力を育てる (2)
2020年1月12日〜15日の4日間にわたって、2019年にStrength and Conditioning Journalに掲載された「ストレングス&コンディショニングセッション中にアスリートの変革型リーダーシップ行動を増加させる戦略(Strategies to Increase Athletes' Transformational Leadership Behaviors During Strength and Conditioning Sessions.)」に関するコメンタリーの第2回目です。 毎度ですが、念のために過去の関連記事へのリンクです。 第1回記事(1/12)へのリンク(リーダーシップに関する理論背景1) 第2回記事(1/13)へのリンク(リーダーシップに関する理論背景2) 第3回記事(1/14)へのリンク(全トレーニングセッションでのリーダーシップ機会) 第4回記事(1/15)へのリンク(リーダーシップ機会のローテーション) コメンタリー(1/17)へのリンク(JTマーヴェラスS&Cコーチ山内亮さん)

伊藤雅充
2020年1月18日読了時間: 7分


RE: S&Cコーチがアスリートのリーダーシップ能力を育てる (1)
2020年1月12日〜15日の4日間にわたって、2019年にStrength and Conditioning Journalに掲載された「ストレングス&コンディショニングセッション中にアスリートの変革型リーダーシップ行動を増加させる戦略(Strategies to Increase Athletes' Transformational Leadership Behaviors During Strength and Conditioning Sessions.)」を紹介しました。 第1回記事(1/12)へのリンク 第2回記事(1/13)へのリンク 第3回記事(1/14)へのリンク 第4回記事(1/15)へのリンク 原文の詳細は↓ Smith, V., & Moore, E. W. G. (2019). Strategies to Increase Athletes' Transformational Leadership Behaviors During Strength and Conditioning Sessions.

伊藤雅充
2020年1月17日読了時間: 7分


さまざまな質問を使い分ける
効果的なコーチングを行うには、高いレベルのコミュニケーションスキルが必須です。コミュニケーションの語源が「共通項、共通項を作る」というところにあることからしても、そもそも双方向性が保たれていない、コーチからの情報伝達に終わっているものはコミュニケーションとは言えない可能性が高いと思います。もちろん一方的な情報伝達でも共通認識を作り上げることは可能ですが、一方的なだけに相手が本当に同じ認識を持ったかどうかの確認のしようがありません。 相手がどのように考えているか、感じているかを知るには、コーチとアスリートの間の関係が対等である中で、アスリートに自分のことを正直に語ってもらう必要があります。全てを質問にする必要はありませんが、質問ができないというのでは困ります。コミュニケーションを通してコーチとアスリートの共通認識を作り上げながら効率的にパフォーマンスの向上を図っていくことが必要です。 また、コーチが質問をすることを通して、アスリートの考えや気持ちを大切にしていることを暗黙的に伝えることができます。人間の心理的欲求として有能感、自律感、関係性があ

伊藤雅充
2020年1月16日読了時間: 5分


S&Cコーチがアスリートのリーダーシップ能力を育てる(4)
今回が、2019年にStrength and Conditioning Journalに掲載された「 ストレングス&コンディショニングセッション中にアスリートの変革型リーダーシップ行動を増加させる戦略 (Strategies to Increase Athletes' Transformational Leadership Behaviors During Strength and Conditioning Sessions.)」紹介の最終回です。第1回と第2回で紹介した部分では、理論的背景の解説が行われ、第3回ではS&Cセッション全域にわたって変革型リーダーシップのスキルをトレーニングする方法について事例が挙げられていました。それぞれの記事は次のリンクからチェックしてみてください。 第1回記事(1/12)へのリンク 第2回記事(1/13)へのリンク 第3回記事(1/14)へのリンク 最終回となる今回は、前回に引き続き、現場で具体的にどのような実践を行うことができるのかという実践的な内容となっています。前回はトレーニングセッション中

伊藤雅充
2020年1月15日読了時間: 12分


S&Cコーチがアスリートのリーダーシップ能力を育てる(3)
S&Cコーチがアスリートのリーダーシップを開発することをテーマにした論文紹介の第3回です。第1回はスポーツとリーダーシップに関する部分、第2回は特に変革型リーダーシップの要素であるインスピレーションの活性化、個別の配慮、理想化された影響力について、理論的な背景について述べていました。第3回の今日は、S&Cトレーニングセッションの中で、具体的にどのようにアスリートのリーダーシップを開発していくのかという例をたくさんみることになります。 過去2回の記事を参照する方は下のリンクからそれぞれのページに飛んでみてください。 第1回記事(1/12)へのリンク 第2回記事(1/13)へのリンク 文献の詳細は↓ Smith, V., & Moore, E. W. G. (2019). Strategies to Increase Athletes' Transformational Leadership Behaviors During Strength and Conditioning Sessions. Strength and Conditioning J

伊藤雅充
2020年1月14日読了時間: 10分


S&Cコーチがアスリートのリーダーシップ能力を育てる(2)
昨日に引き続き、2019年にStrength and Conditioning Journalに掲載された「 ストレングス&コンディショニングセッション中にアスリートの変革的リーダーシップ行動を増加させる戦略 (Strategies to Increase Athletes' Transformational Leadership Behaviors During Strength and Conditioning Sessions.)」の紹介(第2回)をします。 文献の詳細は↓ Smith, V., & Moore, E. W. G. (2019). Strategies to Increase Athletes' Transformational Leadership Behaviors During Strength and Conditioning Sessions. Strength and Conditioning Journal, 41(2), 31-37. doi:10.1519/SSC.0000000000000422 昨日

伊藤雅充
2020年1月13日読了時間: 9分


S&Cコーチがアスリートのリーダーシップ能力を育てる(1)
日体大の伊藤です。昨日のラグビー大学選手権で決勝を戦った早稲田大学と明治大学、素晴らしい戦いを制したのは早稲田大学でした。この両チームのS&Cコーチたちとはご縁があって、いろいろディスカッションをさせて頂く関係だったこともあり、この両チームが決勝の舞台で戦っていることが、私にとってはとても大きな出来事でした。そして思いついたのがS&Cコーチに焦点をあてた記事を起こしてみようという、なんとも安易な流れで今日の記事執筆に至りました。 両大学ラグビー部のS&Cコーチは、一言で言うと、 単にトレーニングをさせるだけのS&Cコーチではなく、もっと多くのことをセッション内に盛り込んでいる、ユニークなS&Cコーチ たちです。いつか、彼らにお話をうかがって、記事にしてみるのも面白いかと思いますが、今回は内容的には関係するS&Cコーチに関わる論文を紹介することにしたいと思います。 今回から数回に分けて紹介するのは、2019年にStrength and Conditioning Journalに掲載された「 ストレングス&コンディショニングセッション中にアスリー

伊藤雅充
2020年1月12日読了時間: 7分


「高校球児が求める指導者像」を読む
今回は、我々の研究室で行った研究で、野球科学研究第2巻に掲載された「 高校球児が求める指導者像 」を紹介します。この研究を行ったのは、2017年に1年間、私たちの研究室に内地留学した現役高校教員の 直井勇人 さん(静岡県)です。この論文は 野球科学研究のサイト から手に入れることができます。 高校野球が大きな盛り上がりを見せる一方で、指導者による体罰や選手の健全な成長を阻害する様々な問題が発生してきた事実があります。桑田ら(2010)が行ったプロ野球選手を対象にした研究では、選手の47%が高校時代に「指導者から体罰を受けたことがある」と答え、31%が「怪我を我慢してのプレーを強要された経験がある」、25%が「指導者や先輩からやらされていた野球だったと思う」と答えていました。今後、高校野球文化の更なる発展や高校球児に対し、よりよいコーチングを提供するためには、高校野球指導者の資質能力の向上が不可欠だと言えます。 効果的なコーチングを行うためには、その場の状況にあわせて 専門的知識、対他者の知識、対自己の知識 を駆使していく必要があると言われてい

伊藤雅充
2020年1月11日読了時間: 6分


ゲーム中心の指導法(Game Sense)とは何か?
2017年に日体大大学院コーチング学系を修了した原礁吾です。修士論文ではGame Sense活用に関するアクションリサーチを行い、自分のコーチング風景をビデオに撮って研究室で振り返りながら、Game Senseメニュー作りスキルアップやコーチ行動の改善などをしました。そして、現在では中高一貫校に非常勤講師として勤める傍ら高校ラグビー部のコーチとしても活動しています。現在の現場でもGame Senseを活用して練習メニューを組み実践しています。今回の記事を含め、Game Senseについて3部構成(①Game Senseとは何か、②なぜGame Senseなのか、③どのようにGame Senseメニューを作成していくか)で紹介していきたいと思います。 ①ドリル練習とGame Senseの違い ドリル練習(伝統的な練習、従来の練習)とは、ゲームの一部を切り取り同じパターンを繰り返し練習したり、プレッシャーが無い状況で練習することを指します。ドリル練習を何パターンも組み合わせたところで、ゲームのような状況を表現することはできません。なぜなら、ゲームと
原 礁吾
2020年1月10日読了時間: 6分


日本体育大学、指導の質向上に向けた挑戦
2019年度全国体育系大学学長・学部長会シンポジウム「体育系大学におけるアスリートサポートシステム」〜UNIVASによる大学スポーツの価値向上への貢献の可能性〜でプレゼンした日本体育大学コーチングエクセレンスセンターの取り組みをここでも紹介。

伊藤雅充
2020年1月9日読了時間: 7分


チャンピオンシップ文化を構築する4つの鍵
Chantal は優れたコーチになりたいという思いを抱いてマギル大学大学院に入学。そして自身の修士論文から得られた知識やリーダーシップのあり方を活用して良いチームを作り輝かしい成績を収めはじめた。この論文は、彼女が取り組んだ4つのポイントについて論じている。

伊藤雅充
2020年1月8日読了時間: 7分


Global Coaches House開催決定!
いよいよ2020年。東京オリンピック・パラリンピック競技大会の年となりました。コーチにとっても世界最高のパフォーマンスを競い合うこのイベントは大きな学びの場と言えるでしょう。日本体育大学コーチデベロッパーアカデミーは国際コーチングエクセレンス評議会、法政大学と共同で、ハイパフォーマンススポーツコーチングについて学びを深めるイベント、Global Coaches House(GCH)を開催します。 GCHが初めて開催されたのは2012年のロンドンオリンピック・パラリンピックのときでした。私も同僚の根本(日体大女子バレー監督)、矢野(当時は日体大女子サッカー監督、現男子サッカー監督)、関口(NCDA研究員)と一緒に参加し、エディー・ジョーンズさんを始め、著名なコーチの方々とお会いすることができました。その後、グラスゴー2014コモンウェルス競技大会、2016リオオリンピック・パラリンピック競技大会、ゴールドコースト2018コモンウェルス競技大会と開催されてきましたが、幸運にもリオ以外のGCHに参加することができました。今回は主催者としての参加となるこ

伊藤雅充
2020年1月7日読了時間: 2分


コーチングスキル向上に対するアクションリサーチの可能性
コーチに対するインタビュー研究から、大学やスポーツ協会等が提供している学位や資格につながるコーチ教育よりも、非公式学習機会(例:オン・ザ・ジョブ・トレーニング)がコーチング能力向上に有効であるという結論が少なからず導き出されています。我々、高等教育機関で教鞭をとる身として、この状況(それが事実で我々のところにも当てはまるなら)から脱却できるように、教育プログラムの改善をしていかなくてはなりません。 コーチ育成の高等教育機関として、コーチの実践力を高めるために何ができるだろうか?私たちの研究室が行き着いた一つの答えが「コーチとしてのスキルアップを狙ったアクションリサーチ」でした。 非公式学習機会での学びが加速されるような大学院プログラムを提供するという、ブレンド型学習機会の創出です。 コーチングのアクションリサーチでは、まず、院生コーチが自分のコーチング映像を撮影して研究室に持ち込みます。研究指導教員や共にコーチングを学ぶ同僚たちとその映像を観て、学術的なレンズを通して評価をします。そこからコーチとして身につけるとよいのではと思われるスキルを導

伊藤雅充
2020年1月7日読了時間: 5分


2013年作成の日体大コーチング学系PV
このウェブサイトを立ち上げるにあたり、我々のチームでおこなってきた過去の事業や研究などを軽く振り返りました。そこで、2013年、当時の助教であった小泉先生(現在は宇部高専)が作成してくれていた日体大大学院体育実践学コース・コーチング学系プログラムのプロモーションビデオが目にとまりました。 そのビデオは「明日はもっとやることがある。過去の成功に酔いしれいている者には失敗が待ち受けている。明日、もう一度トライしよう、もっとハードに。」というJohn Woodenの言葉から始まります。そして最後も同じくJohn Woodenの言葉で締めくくられていました。「他人よりも良くなろうとするな。他人から学び、自分がなれる最高の自分になろう。成功はその過程から得られる副産物だ。」今でもチームとしてこの精神を大切にしています。 改善を要する点も見つけたように思います。当時の大学院プログラムでは、アスリートセンタードコーチングを実践できるようになるため、「プランニング」「リーダーシップ」「リフレクション」の3つのキーコンピテンシーを設定していました。ただ、これらのス

伊藤雅充
2020年1月5日読了時間: 2分


ICCE Global Coach Conference
ICCE グローバルコーチカンファレンス 2019年10月30日~11月1日に開催されたICCEリサーチフェアとグローバルカンファレンスに参加しました。 NEPPでは支援対象国・地域から南米、アフリカ、オセアニアでパラスポーツに積極的に関与し、周辺国と繋がりのある以下の3名を招聘し、カンファレンスでそれぞれの地域の課題等についての発表を行いました。 南米:レティシア・バエズ(パラグアイパラリンピック委員会副会長) アフリカ:セレスティン・ンゼイマナ(ルワンダパラリンピック委員会エグゼクティブディレクター) オセアニア:ジャッキー・トラベルツ(パプアニューギニアハイパフォーマンスセンター陸上競技コーチ) カンファレンス参加の他に、パラコーチEUプロジェクトメンバーとのミーティングや世界中のパラスポーツ関係者・研究者らとのネットワーク作りが行えたことは、参加者にとって今後の各地域でのパラスポーツ発展の一助になると考えます。 NEPP attended ICCE Research Fair and Global Conference from O
NEPP
2019年11月1日読了時間: 2分


Throwing Training Camp in Vanuatu
投擲トレーニングキャンプ in バヌアツ 2019年10月9日~11日、バヌアツ・ポートビラにてオセアニア地域の選手が東京2020に出場するためのMES (Minimum Entry Standard) 突破を目指し、必要な知識や技術を得ることを目的とした投擲のトレーニングキャンプを実施しました。また、コーチに向けては東京2020に向けた戦略的プランを作成するためのワークショップも行いました。 講師にはオーストラリアのクリス・ナン氏、ニュージーランドのクリス・ナイト氏を迎え、オセアニア各国から合計28名の選手・コーチが参加し、東京2020に向けて”チームオセアニア”の絆を深めました。 From 9th to 11th October 2019, we had a throwing training camp with athletes from the Oceania region aiming to acquire the necessary knowledge and skills to break the MES (Minimum En
NEPP
2019年10月11日読了時間: 1分


Workshop & 1 year Pre Para Athletic Training Camp @ NSSU
ワークショップ & 1年前パラ陸上トレーニングキャンプ @ 日体大 東京2020の約1年前となる2019年9月12日~18日、日体大でワークショップおよびパラ陸上トレーニングキャンプを実施しました。 初日と2日目には競技力向上のために必要な知識の獲得、パフォーマンス分析による課題の明確化等を目的としたワークショップを、3日目以降は日体大健志台キャンパスにて東京2020を想定したパラ陸上トレーニングキャンプを行いました。10か国から23名の選手・コーチを招聘し、各種目に専門的な知識を持つ講師を4か国から4名迎え、東京2020に向けたNEPP史上最大のプログラムとなりました。 トレーニングキャンプの中日には地元の小学生とのパラスポーツ交流会を実施し、きらきらと目を輝かせて参加する子供たちと触れあい、選手たちもリラックスして楽しんでいたようです。子供たちや保護者のみなさんからは、これからはオリンピックだけでなくパラリンピックにも注目したいといううれしい声をいただきました。 One year before Tokyo 2020, from Sept
NEPP
2019年9月18日読了時間: 2分


Visit to the Parapan American Games
パラパンアメリカン競技大会視察 2019年8月23日~9月1日にかけ、ペルー・リマで開催された第6回パラパンアメリカン競技大会の視察に行ってきました。 これまで支援を続けてきた選手たちの競技を観察し、ふりかえりのミーティングを行い、選手たちの成長を目の当たりにして、東京2020への期待が一層大きくなりました。 また大会期間中に、支援継続中および今後支援を進めて行く予定の対象国NPC役員や、IPC、他関係者とのミーティングを実施できたことは、今後NEPPの支援を進めてい行く上で非常にプラスになるはずです。 他の支援対象地域と比べて少し動きが鈍かったアメリカズ地域ですが、今回の視察とミーティング等により活動が加速するという確信が持てました。 NEPP went to watch the 6th Parapan American Games held in Lima, Peru from August 23rd to September 1st, 2019. By observing the competition of the athletes
NEPP
2019年9月1日読了時間: 1分


Training Camp in Miami
トレーニングキャンプ in マイアミ 2019年7月16日~18日、アメリカ・マイアミにてアメリカズ地域対象の水泳および陸上のトレーニングキャンプを実施しました。 パフォーマンス向上とアメリカズ地域のネットワーク構築を目的としたプログラムには、バルバドス、グレナダ、パラグアイ、セントビンセント&グレナディーン諸島の4か国から8名の選手とコーチが参加しました。陸上講師には元米国パラリンピック陸上ディレクターのキャシー・セラーズ氏を、水泳講師には日本体育大学の岩原文彦准教授を迎え、3日間という短い期間でしたが技術トレーニング、トレーニングプラン作成、スポーツ栄養についての指導等を行い、参加者にとっては多くの学びがあったと思います。 マイアミでのキャンプ開催にあたっては日本からの手配が困難なものが多く、事前の施設確保、食事手配、保険加入など、現地在住のタニグチ・ジュリアナさん、タキナミ・コウジさんに多大なご協力をいただきました。キャンプ中もスタッフとして参加していただき、お二人なくしては今回のキャンプ成功はなかったかもしれません。本当にありがとう
NEPP
2019年7月18日読了時間: 2分
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